大谷から笑顔消えても「2戦連発」の非凡…8月は絶不調でも、3試合以上無安打はゼロ

公開日: 更新日:

「本塁打を打って、ベースを一周しているときも、まったくうれしそうじゃないんです」

 こう言うのは現地特派員。日本時間19日のカージナルス戦で、連日の39号本塁打を放った、ドジャース大谷翔平(30)のことだ。

 この特派員によれば、ドジャース移籍後、最も変わったのは笑顔が増えたことだという。キャンプ中も、野球をやるのが楽しくて仕方がないといったあんばい。勝ち越しが一度もなく、早々とシーズンが終わっていたエンゼルスから、11年連続プレーオフに進出中のスター軍団に移籍。能力の高い選手たちと一緒にプレーすることが新鮮で楽しいのだ。

 昨年末のNHKのインタビューで、2度目の右肘手術を受けた理由を「ごまかしながら投げていても面白くない」と言ったが、大谷にとって思うように投げたり打ったりする楽しさは、プレーするうえで大きなモチベーションになっているのだ。

 その大谷が18、19日と本塁打を放っても、ちっとも嬉しそうじゃないのは、思うような打撃ができていないからに他ならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」