西武が来季のコーチ陣を発表!「名伯楽」田辺徳雄元監督の現場復帰が“最大の補強”

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 そんな名伯楽だが、球団には便利屋扱いされてきた。監督退任後、球団本部チームアドバイザーに就任したものの、すぐに韓国ハンファにコーチとして派遣。その後も三軍コーチや特命コーチなど役職がコロコロ変わり、今季はプロ担当スカウトだった。

 西武は同日、フロントの人事異動も合わせて発表。退団した渡辺GM兼監督代行の右腕だった広池球団副本部長兼編成統括が球団本部長に昇格し、飯田常務球団本部長兼編成統括は、常務として留任。秋元スカウト・育成統括ディレクターが球団副本部長となるが、フロントの顔ぶれは今年までとほぼ同じ。

「今季最下位の責任を取ったのは、渡辺GMだけということです。これでは今後も補強などは期待できず、自前で選手を育てるしかない。特に今季は若手野手の大半が一軍半~二軍レベルと、育成不足を露呈したのでなおさら。田辺さんの手腕が、これまで以上に重要になってくる」

 と、前出のOBは言うのだが……。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、開幕からほどなくして休養に追い込まれた松井監督は、もともと渡辺GM兼監督代行との間に「亀裂」が生じていたという。いったいどういうことか。突然の休養の裏で本当は何が起きていたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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