巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

公開日: 更新日:

 投手では勝ちパターンのセットアッパーが担われそうだ。

「19年に16セーブを挙げた中川もプロテクトされるか微妙なラインでしょう。今季は左膝痛の影響もあり、15試合の登板で0勝2敗、防御率8.76に終わった。若手有望株といわれる22歳の秋広も実は当落線上ではないかとみる他球団編成担当もいる。昨季は10本塁打を放ってブレークしたものの、プロ4年目の今季は26試合の出場で打率.261、0本塁打、1打点。打撃フォームをコロコロ変えて試行錯誤を繰り返しているが、あまり阿部監督に買われていないのが気になります。今では他球団の評価の方が高いくらい。4番の大山が巨人に流出した場合、秋広が28人のプロテクトリストから漏れているようなら、阪神の将来の大砲候補として狙われる可能性はありそうです」(同)

 2018年オフに巨人がFA西武の炭谷(現西武)と広島の丸を獲得した際、人的補償として左腕エースとして一時代を築いた内海が西武に移籍。かつて主力だった長野が広島に移籍した。人気があった内海、長野がダブルで流出したことで、プロテクト枠から外した球団の判断に批判の声があがった。巨人にとって「人的」には苦い思い出がある。 

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  2. 2

    ドジャース大谷翔平 本塁打王争いでシュワーバーより“3倍不利”な数字

  3. 3

    【速報】髙橋光成がメジャー挑戦へ!ついに西武がゴーサイン、29日オリ戦に米スカウトずらり

  4. 4

    近藤健介「脇腹故障」と柳田悠岐「実戦復帰」が交互に訪れるソフトバンクの悲喜劇

  5. 5

    元女優にはいまだ謝罪なし…トラブル「完全否定」からの好感度アップ図る長渕剛のイメチェンSNS

  1. 6

    高山正之コラム打ち切り…その前に週刊新潮がやるべきだったこと

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 8

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  4. 9

    小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言

  5. 10

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔