森保J長身イケメンFW小川航基はマグレか、それとも実力か…26年W杯最終予選中国戦で2ゴール

公開日: 更新日:

 そんな小川にも「コンプレックス」があった。

 11月ラウンドの前まで「日本代表7試合7得点」の決定力の高い実力派FWとしてメディアにも紹介されたが、それがイヤでイヤでしょうがなかったという。

「19年12月の東アジアE-1選手権の香港戦で初代表を飾り、しかも3得点のハットトリックという華々しいデビューとなった。しかし、弱小国の香港相手の大量得点自体、大きな評価に値するとは言えないし、24年6月のW杯2次予選ミャンマー戦の2ゴールにしても、ミャンマーの実力を考えると小川自身、いくら<代表3試合5得点>と持ち上げられても喜べなかった、というわけです」(前出関係者)

 それでも上田不在のチャンスを生かし、インドネシア戦ではFWらしい動きで相手のオウンゴールを誘発。中国戦では得意のヘディングシュートで2得点を決めた。

 本人も<上田の控え>を脱して<上田のライバル>に昇格した手応えを感じているだろう。

「前半39分の左CKからの強烈ヘディングシュートには驚かされた。走り込んで頭で合わせたのではなく、ほぼ立ったままの状態でグイっと体をひねりながらゴールにスドンと叩き込んだ。上田以上の武器であるヘディングシュートはマグレではない。持てる力を存分に発揮して1トップのレギュラー候補に躍り出たと言っていい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束