ソフトバンク「大戦力」ゆえ悩ましい移籍志願選手の殺到…他球団に最も多く選手を“輩出”

公開日: 更新日:

 他にも楽天DeNAの森原康平は、押しも押されぬ守護神へと変貌。オリックス中日の齋藤綱記も、勝利の方程式の一角に定着した。

 近年、最も多く選手を他球団に“輩出”しているのがソフトバンクだろう。

 22年現役ドラフト阪神に移籍した大竹耕太郎は、2年連続2ケタ勝利を達成。21年オフに戦力外となった加治屋蓮も阪神に拾われ、中継ぎとして活躍中だ。23年1月、FAで加入した近藤の人的補償で日本ハムに移籍した田中正義は守護神の座を勝ち取った。昨年の現役ドラフトで日本ハムに移籍した水谷瞬は、交流戦で大ブレーク。ソフトバンク時代は一軍経験ゼロだったにも関わらず、今季は97試合で打率.287、9本塁打、39打点である。

 ソフトバンクは今年のドラフトでも育成選手を13人指名した一方、仲田慶介や佐藤琢磨など戦力外になった選手は続々と移籍先が決まっている。保有選手は今季終了時点で12球団最多の120人(支配下70人、育成50人)。優秀な選手が出てくる確率は高いが、選手が多いがゆえの悩みも絶えない。

「それこそ水谷が顕著です。打撃の素質は十分でも、外野守備はお粗末。一軍にポジションが空いていれば我慢して起用もできたが、外野は柳田、近藤、周東がおり、入る隙がない。選手が多ければ多いほど、チーム事情で素質のある選手を諦めざるを得ない。しかも、22年オフは近藤、昨オフは山川を獲得するなど、補強に積極的なので余計に上が詰まってしまいがちです」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  5. 5

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  1. 6

    監督・選手・コーチに不祥事発覚…その時、球団はどうする?「内々で何とかする」時代はもう古い

  2. 7

    広島は「火消し」どころか火に油…強い疑念の矢野雅哉を急きょ抹消も対応のマズさ際立つ

  3. 8

    日本球団はまだまだ佐々木麟太郎を諦めていない? マーリンズ入り決断でも狙う「ウルトラC」

  4. 9

    「指名自体が驚き」佐々木麟太郎に米球界の辛辣評価…122.5kgの大食漢は走れず、守れず、肝心の打撃もイマイチ

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  3. 3

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 4

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 5

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  1. 6

    やっぱり副首都法案は「大阪ありき」“クセ強”野党議員の追及に維新まともに答えられずポンコツ露呈

  2. 7

    核議論に「タブーなく」で物議…小泉進次郎防衛相が“覚醒キャラ”で危険発言を連発する狙い

  3. 8

    高市首相が追い込まれ「陳述書」提出で墓穴…中傷動画&サナエトークン両疑惑が蒸し返される大誤算

  4. 9

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  5. 10

    内田有紀の「老眼鏡姿」に称賛の声 次は「グレーヘア」でさらなる進化の予感