2028年ロス五輪マラソン代表選考に新制度「ファストパス」導入のジレったさ

公開日: 更新日:

 が、真夏に行われる五輪は近年、酷暑との闘いでもある。初めて女子マラソンが正式採用された1984年ロス五輪の時でさえ、脱水症状で意識朦朧の選手が制止を振り切りフラフラになりながらゴールしたことが美談になったが、今ならとんでもない話だ。当時のスタートは朝8時でレース終盤の気温は30度。28年大会はスタート時間を早めても、棄権者が続出するかもしれない。

 別の実業団OBが言う。

「毎年3月に行われるロスマラソンはドジャースタジアムからスタートし、気温は約10度で肌寒いくらい。でも、ロス五輪のマラソンは7月末に行われる。東京五輪の開催前にも言われたことですが、速さより暑さに強い選手が有利になる可能性が高い。PMが先導する冬のマラソンで日本記録を更新しても、必ずしもメダルにつながるとは言えない。暑さに強い選手を1人は代表入りさせる仕組みを考えるべきです」

 ロスは“太陽の街”ということをお忘れなく。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍J髙橋宏斗サイドがドジャースと“濃厚接触”!来オフ移籍は「十分ある」の怪情報

  2. 2

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  3. 3

    橋下徹氏がまともに見える皮肉…米イラン攻撃で馬脚を現した「御用文化人」の逃げ腰と保身

  4. 4

    自民が予算委で“高市封印シフト” 首相が答弁から逃げ回るトンデモ事態にSNSで批判殺到

  5. 5

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  1. 6

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種

  2. 7

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 8

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 9

    日テレの音楽番組は終了も、有働由美子は黒柳徹子の後を継ぐ対談番組の有力候補か

  5. 10

    高市首相側の関与はあったのか? 暗号資産「サナエトークン」が大炎上! 金融庁が調査を検討