ソフトバンク中村晃は山川穂高に押し出され年俸5000万円ダウンでも“球団に感謝”する人柄

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 それでも愚痴ひとつ言わなかった。

 20日、ソフトバンク中村晃(35)が契約更改を行い、5000万円ダウンの年俸1億円でサイン。今季が2年契約最終年だった。

「成績もあったので、ダウンしました」と本人が話したように、今季は代打メインの起用で、101試合、203打席で打率.221、0本塁打、16打点。スタメン出場はわずか30試合に留まった。136試合、585打席で打率.274、5本塁打、37打点だった昨季に比べ、大きく成績を落としたのは事実だ。

 今季は西武から山川穂高FAで加入。その割を最も食ったのが中村だ。

 いずれも一塁が本職。守備では中村に軍配が上がるものの、一塁手は何より打つことを求められるポジションだ。中村は代打起用中心となるも、その代打でも70打席で打率.203と、高い数字を残せなかった。

 その挙げ句の5000万円ダウン。中村の立場からすれば恨み節の1つも言いたいだろうが、会見では、

「(球団からは)チームを引っ張ってくれたという言葉をかけてもらって、救われた部分はある」

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