巨人36歳・坂本勇人に引導渡す3人の刺客…筆頭には侍J井端監督も注目、名指しで称賛

公開日: 更新日:

 2人目は2年目の泉口友汰(25)だ。宮崎1次キャンプでの最初の紅白戦でいきなり特大弾。「守備は安定しているし、スイングが強くなっている。レギュラーの可能性は十分ある」とコーチ陣は目を細めている。泉口も実戦では二塁、三塁を守っている。

 3人目はドラフト3位ルーキーの荒巻悠(22=上武大)である。大砲候補として新人で唯一キャンプ一軍スタート。16日の初の対外試合で逆方向への大きな二塁打を含む3出塁。阿部監督に「強くスイングできる。粘っていいバッティングをした」と褒められた。守れるのは一塁、三塁、二塁の触れ込みだ。

 巨人の内野陣は昨季活躍した二塁・吉川のレギュラーはほぼ決まり。さる巨人OBがこう言った。

「阿部監督は三塁の坂本が1年を通じて出られるとは思っていない。昨季一塁だった岡本は三塁も守れるが、新助っ人との兼ね合いで左翼へ回る可能性もあって流動的。3人の有望株は、遊撃のレギュラー争いというより、36歳の坂本に引導を渡す有力候補と見ています」

 19年目の大御所に、いよいよ刺客が差し向けられた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  3. 8

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  4. 9

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情