西武打線ガラリ!チーム打率.276でOP戦2位浮上 実績豊富な外様コーチ2人が脱貧打の光明に

公開日: 更新日:

 ひょっとしたらひょっとするーーそんな期待を抱きたくなる西武の変貌ぶりではある。

 リーグ最下位に沈んだ昨年は、143試合で91敗を喫する大惨敗。チーム打率は、12球団ワーストの.212と貧打の前に「超」がつき、5月には松井稼頭央監督が休養に追い込まれた。

 それでいて大きな補強はなく、極貧打線は手つかずのまま。嫌でも長期低迷がチラつく中、21日のDeNA戦に2-0で勝利し、7勝3敗2分けでオープン戦2位に浮上したのだ。

「チーム打率.276は阪神に次ぐ2位で、昨年とは打って変わって少なくともヒットは出るようになった。西口二軍監督を一軍監督に昇格させ、鳥越ヘッドコーチ、仁志野手チーフ兼打撃コーチを招聘。実績豊富なこの外様2コーチの存在がもちろん大きい。鬼軍曹役の鳥越ヘッドが厳しく練習メニューを見直し、理論派の仁志チーフが選手個々に合わせてきめ細かく技術指導。貧打克服に光が差し込んでいる」(球団OB)

 当初は、その鳥越、仁志コーチと1歳下の西口監督との関係を心配する声もあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発