投壊巨人の救世主にタイガース前田健太が再浮上!米移籍情報サイトで放出報道、今季中の日本復帰に現実味

公開日: 更新日:

 今季3試合目の登板で初めて無失点で切り抜けた。

 タイガースの前田健太(37)が日本時間14日、敵地のツインズ戦で、1-5の八回1死二塁から3番手として登板。5日のホワイトソックス戦を最後に出番がなかったが、4点差になったところで9日ぶりのマウンドに上がった。

 前田は先頭打者をスプリットで三ゴロ。続く打者を歩かせたものの、次打者もスプリットで一ゴロに仕留め、3分の2イニングを無安打無失点。しかし、防御率は12.27とわずかに改善されただけである。

 先発を希望する前田に対し、ヒンチ監督は開幕前、「シーズン最初はブルペンで迎える。シーズン中に先発するチャンスがあるかもしれない」と明言したが、果たしてそのチャンスが巡ってくるかどうか。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」は「(前田は契約上)マイナー降格できないため、もし先発枠を勝ち取れなければ、再びロングリリーフに回るか、最悪の場合、リリースの可能性もある」と分析。今年で2年総額約36億円の大型契約の最終年を迎えるだけに、放出の可能性はくすぶっている。

 本人も昨オフ、「来年は日本でという可能性はある」と発言している。メジャーの場合、たとえ契約を残した状態でも、枠を空けるため、年俸を支払った上でリリースするケースがある。

 さる米球界関係者がこう言う。

「現DeNAのバウアーが最初に来日した2023年は、ドジャースとの2250万ドル(約29億7000万円)の契約を残した状態で40人枠から外され、事実上の戦力外になった。その後はウエーバー期間を経てFAとなり、シーズン中にDeNAと契約。ドジャースとの3年契約の期間中に解雇となったことで、この年の年俸はドジャースの負担となって、このシーズンに限り、高額年俸を肩代わりしてもらう形で、DeNAが1年約4億円プラス出来高で獲得できた。バウアーとは経緯は違いますが、前田はこの日が9日ぶりのマウンドだったことを考えると、タイガースで絶対必要な戦力と見られている可能性は低く、今季前半にも放出される可能性があると見られています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発