投壊巨人の救世主にタイガース前田健太が再浮上!米移籍情報サイトで放出報道、今季中の日本復帰に現実味

公開日: 更新日:

「特別な球団・広島」よりカネや条件は巨人が上だろうが…

 前田は昨年、元日本ハムでタレント・杉谷拳士のYouTubeチャンネルに出演した際、23年オフに最も早くオファーをもらったタイガースへの移籍を決めたとしていた。日本の球団からもオファーがあり、「すごくうれしかった」と明かし、「最後は日本でやりたいというのは確実に決めている」と断言している。問題は復帰のタイミングとその球団である。

 さるプロ野球OBがこう明かす。

巨人はエース戸郷が3試合目の広島戦で4回途中10安打10失点の大炎上。3戦連続KOとなり、二軍落ちとなった。昨季15勝3敗の菅野がメジャーに流出し、誰が穴を埋めるのかが懸案事項だったが、中日から絶対的守護神マルティネスを獲得した一方で、ソフトバンクからFA宣言した石川柊の獲得に失敗。昨季からの先発の柱が2人も消えたことで、不安が現実のものとなり、いよいよ緊急補強の可能性が指摘されています。昨季のチーム防御率は2.49で12球団トップ。4年ぶりのリーグ優勝は、投手力によるものだった。球団も前田の動向には注視しているようで、移籍可能のタイミングとなれば、真っ先にオファーを出すでしょう。前田はバウアーのように現所属先のタイガースが今季年俸を“肩代わり”してくれる分、それなりに安い年俸で獲得できる。同学年の坂本とは親友だし、オフの拠点は東京と聞きますから」

 ただ、「特別な球団」「特別な街」と言う古巣への愛着も、もちろんある。広島の近しい球界関係者がこう明かす。

「現在、日米通算165勝。『200勝は日本で絶対に達成したい』という希望がある。『球団がいいと言ってくれるなら、カープに戻る可能性が高い』と話しているようです。ただし、カネや条件は巨人の方がいいでしょうけど……」

 マエケンは元エースの移籍と現エースが離脱した“投壊”巨人の救世主になるかーー。

  ◇  ◇  ◇

 そんな巨人はいま大きな懸念を抱えている。18年から昨年まで巨人に在籍していた志田宗大スコアラーが昨オフ中日に移籍。投手陣に激震が走ったという。いったいなぜか。それが引き起こす「最悪の事態」とはーー。

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