川崎FがACLE準決勝で「500億円軍団」相手にジャイキリ!DF高井幸大は欧州で「30億円」争奪戦もある
〈ロナウドを封じた若き日本人DF〉として知名度がアップ
「身長192センチの高井は空中戦でも185センチのロナウドと互角以上の勝負を展開。ボールを保持すると川崎仕込みの柔軟で高度な足元の技術を披露し、ビルドアップの起点としても機能していた。学習能力の高さも目を引きました。前半34分、右からのクロスにいち早く反応したロナウドがヘディングシュート。ボールはクロスバーを叩いて難を逃れた。やや対応が遅れた高井は2分後、左からのクロスに対してロナウドと同じタイミングでジャンプし、フィジカル負けすることなく、ボールをクリアした。欧州でも注目された試合で、高井は〈ロナウドを封じた若き日本人DF〉として知名度がアップしたはずです」
そうなると欧州各国リーグの主要クラブのスカウトの目に留まり、今オフにも欧州に買われることも十分にあり得る。
「英プレミアの中堅以上のクラブに加え、イタリアやドイツの上位チームから移籍金30億円、年俸5億円規模で引き合いがあっても不思議ではない。代表チームメートのFW三笘が所属するブライトン、MF鎌田のいるクリスタルパレスといった英プレミア勢で高井のパフォーマンスを見てみたい」とは前出・六川氏だ。