初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

公開日: 更新日:

 昨年2月、宮城野部屋で、当時現役だった北青鵬が弟弟子に暴力を振るっていたことが発覚。元横綱白鵬の宮城野親方は弟子の暴行を知りつつ協会への報告を怠り、さらに協会の調査に対する隠ぺい工作もバレて、宮城野部屋は無期限の閉鎖処分。横綱照ノ富士(現親方)がいる伊勢ケ浜部屋預かりとなり、現在まで続いている。

「稽古が緩かった宮城野部屋とは対照的に、伊勢ケ浜部屋は猛稽古が名物。横綱を筆頭に尊富士熱海富士、錦富士、宝富士と関取以上の力士が多い。彼らを毎日相撲を取っていれば、嫌でも力はつきますよ。照ノ富士からは『3年後、5年後のことを考えて稽古をしろ』などと、アドバイスや指導も受けている。照ノ富士が引退する前は胸を借りることもあった」(同)

 仮に宮城野部屋が再興することがあっても、伯桜鵬は伊勢ケ浜部屋に“残留”した方がいいかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、記事本文中にも登場する大の里は、綱とりに挑んでいる。仮に優勝を逃し、“優勝に準ずる成績”を残した場合、カギを握るのは「機運」だと、親方衆は口を揃えるが、その「気運」とはいったい何なのか。昇進を左右する“見えない空気”の正体とは──。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒