ヤクルト村上宗隆が「三塁を捨てる日」…今オフのメジャーFA候補7位も足を引っ張る守備指標
「今の守備力だと三塁じゃなくて一塁でしょう。日本人選手がメジャーで守れるのが一塁だけじゃ、もっと打たないといけないわけだから厳しい。メジャーでも三塁をやりたいなら、しっかり守れないとダメですから」
菊池によれば、アドバイスしたのは、捕球してから送球までのリズムを作ること。送球難の原因だった左足を一塁へまっすぐ踏み出すこと。左肩が早く開いてしまう点などを矯正。これで昨季は15失策に減少したものの、それでもリーグワースト3位の多さだった。
ヤクルトの現在の三塁には、楽天からFA加入し、守備が安定している茂木が入っている。一塁には助っ人のオスナがおり、村上は4月の復帰戦では右翼でスタメン出場し、「チームが必要なら(外野を)やりたい」と前向きだった。いっそのこと、「平均以下」の三塁は捨てて、外野手に完全転向した方が、メジャーに高く売れるかもしれない。
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ところで村上といえば、メジャー移籍の契約規模について「総額430億円程度」とする一部報道が流れ、大きな話題を呼んだ。だが実際のところ、その金額は現実的なのか。専門家に話を聞くと、返ってきたのは「意外な答え」だった。果たして、村上の“本当の市場価値”とは――。
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