資生堂・JALレディス「勝負の難関3ホール」攻略法を選手と所属プロが解説…好天候ならさらに難易度アップ
他の2ホールはどうか。
「17番のフェアウエー(FW)は例年より狭く感じます。FWだったところの芝を伸ばし、茎が硬く抵抗が強い。17番はFWすぐ横のラフに入るとボギーの確率が高くなる。18番は1打目を両サイドのバンカーに入れないこと。戸塚のグリーンは比較的軟らかめですが、このまま雨が降らなければ硬くなり高速になる。ただでさえグリーンに止めづらいうえ、傾斜でさらに難しくなる。飛距離が出る選手がFWをキープできれば有利。青木瀬令奈さん(2022年大会優勝)のようにユーティリティー巧者も上位にくるでしょう」
この日のトップは5アンダーの吉本ここねと永峰咲希。3オーバー85位と出遅れた通算5勝の渡邉彩香は「この3ホールはすべて距離が長く、打ち上げでグリーン面が見えないところが難しい。砲台グリーンだし、ピン位置が手前だと嫌ですね」という。
好天予報でコースがタフになる週末が見ものだ。
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国内女子ゴルフは若手の台頭が目覚ましいが、それにしても、最初の1勝を挙げてからは「ポンポン勝てる選手」と、「それっきりの選手」とで極端な傾向にある。いったいなぜか。両者の間にある「決定的な違い」とは。
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