著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

元楽天の育成外国人は乳幼児への性的暴行の末に…大リーガーによる殺人事件の様々な背景

公開日: 更新日:

 2001年に精神科医のカール・サルツマンが当時の診療記録を精査し、バーゲンが統合失調症と躁うつ病を併発していた可能性を指摘している。

 20世紀に入って起きた大リーグ選手による殺人事件の一つが、フリオ・マチャドの事件である。

 当時ブルワーズに在籍していたマチャドは、91年12月に自動車を運転中に交通事故に巻き込まれてしまう。

 このとき、マチャドは相手の乗用車に同乗していた女性を拳銃で射殺し、逃亡する。

 1カ月後に身柄を確保されたマチャドは裁判で、自動車をぶつけられ、物品を強奪されそうになったためやむを得ず発砲したとして正当防衛を主張したものの認められず、懲役12年の判決を受けた。

 さらに日本球界とかかわりのある選手ということでは、東北楽天ゴールデンイーグルスの育成選手であったセルジオ・ミトレ(元カブスなど)である。

 ミトレはメキシカンリーグ時代の20年7月に薬物所持容疑で逮捕され、その3日後には元交際相手の連れ子の1歳10カ月の女児に性的暴行を加えたうえ殺害した容疑で再逮捕された。裁判の結果、ミトレには殺人の罪で懲役50年の実刑判決が下されている。

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