ドジャース投手・大谷翔平に「2巡目対戦」の不吉なデータ…31日レッズ戦で今季最長4イニング登板へ
大谷は回を追うごとに球が…
過去の登板では2巡目の対戦で打ち込まれる傾向があるからだ。
大谷は通算92試合に登板し、1巡目は198回3分の1で22被本塁打、防御率2.59、2巡目が179回3分の2で18被本塁打、同2.81。トータルで数字に大差はないが、オフに2度目の右肘靱帯手術を受けた23年は1巡目が52回3分の1で4本塁打、防御率1.38に対し、2巡目は42回3分の2で8本塁打、同4.64と打ち込まれた。
エンゼルス時代(18~23年)の大谷は回を追うごとに球が高めに浮く傾向があり、フライボールの比率は1巡目35.4%、2巡目38.1%と上がるのに対し、グラウンドボール(ゴロ)率は44.1%から41.7%に低下。浮き球を長打にされるケースが少なくなかった。
いくら160キロ超の剛速球の持ち主である大谷であっても、投球回数が増えれば増えるほど、ピッチングプランの練り直しが必要になりそうだ。
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