堂安律のドイツ1部強豪フランクフルト移籍決定!日本代表FWでの立ち位置は変わるのか
「日本代表での立ち位置も大きく変わる」
「年齢的にも脂の乗り切った堂安が、ドイツ南西部の地方都市フライブルグから大都市であるフランクフルトに移り住み、欧州を代表する強豪で活躍することで、日本代表での立ち位置も大きく変わる」
こう話す元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がさらに続ける。
「22年7月にフライブルグに入団してから試合によって、局面によって光り輝くことはあっても常に好パフォーマンスを発揮したシーズンがなく、なかなか上位クラブへの移籍が叶わなかった。しかし、昨シーズンの2ケタ得点で評価をより高めることで独1部優勝、欧州CL上位が狙えるクラブで本領を発揮するチャンスを得ることになった。
堂安は日本代表でエース番号の10を背負ってプレーしているが、自身が未招集だった6月のインドネシア戦でスペイン1部で活躍しているFW久保建英(25)が10番を着けて1ゴール、2アシスト。キャプテンマークも巻いて存在感を発揮した。堂安にしてみたら、強豪フランクフルトの主軸として独1部のみならず、欧州CLでも活躍することができれば、日本代表での序列はさらに上がる。背番号10に最も相応しい選手として来年6月に開幕する北中米W杯に森保ジャパンの牽引者として出場できるでしょう」
一般的にW杯本大会前のシーズンで移籍したものの、新天地に馴染めず、調子を落としてW杯でも活躍できないパターンも少なくない。
しかし、堂安のフランクフルト移籍は「イタリアやスペインではなく、同じドイツ国内での移籍なので、日常生活を送る上で不便はないだろう。6月に結婚披露宴を済ませて落ち着いた頃だろうし、移籍はポジティブなものとして捉えていいでしょう」とは前出の六川氏である。
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