スラッガーのドジャース大谷がパドレス最終戦でセーフティーバントを試みた意味

公開日: 更新日:

技術よりまずは筋力を優先

 以前の日刊ゲンダイインタビューで「160キロの速球を投げても打者に当てられているが」と問うと、「自分のスイングをした中で当てられるかどうか。みな軽打してくるので、コツコツコツコツくれば、速くても当たるかなと。打者のタイミングさえ押し込めていればファウルになるので、2ストライクに追い込めば、フォークなりスライダーなり真っすぐなりで三振は取れると思う」と答えた。何より速い球を投げることにこだわりがあるのだ。

 速い球を投げ、打球を遠くに飛ばすため、技術以前に優先したのが筋力をつけることだった。

「例えば小学校低学年の子が950グラムの木製バットで、きちんとしたスイングができるかといえば、そうじゃない。この重量を扱ううえで、スイングスピードを維持したまま正確にコンタクトするには筋肉、筋力がないとできないこともある。僕は特に体も大きいですし、身長もあって、手も長いので、ますますないとキツいかなと」と話したことがある。

 2023年のWBCでは、大谷が試合後の筋トレで500ポンド(約227キロ)を何度も軽々と持ち上げていたという。その姿にヌートバー(27=カージナルス)は仰天していた。大谷が速い球を投げ、打球を遠くに飛ばせるのは、激しい筋トレによって強靱な肉体を維持しているからなのだ。

 メジャーでも飛び抜けたパワーを持つ大谷が、時と場合によってスイングをコンパクトにするどころか、セーフティーバントも辞さないのだから、今世紀初のワールドシリーズ連覇へ向けた決意はハンパじゃない。

  ◇  ◇  ◇

 ドジャースと言えば、佐々木朗希は「臆病マインド」が復活の妨げになっているという。そのマインドに関係あるのかどうかはさておき、日本ではその隣にはいつも母親がいた。メジャー挑戦をさせろとゴネ散らかした一昨年のオフもそうだ。いったいあの時、何が起きていたのか。改めて振り返ると佐々木の人物像が見えてくる。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督「来季続投の6年目突入」に現実味…V逸決定的になる中で注目されるその去就

  2. 2

    永瀬廉のファンミに不満の声…King & Prince分裂後の"集金アイドル"活動とちらつく結婚

  3. 3

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  4. 4

    ソフトバンク山川穂高が“戦力外”へ崖っぷち…3カ月ぶり復帰即スタメンは「最後通告」

  5. 5

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  1. 6

    女優・朝岡実嶺さん15年ぶりに舞台出演「亡き夫はどこかで見守っていると思います」

  2. 7

    「卵」を食べる頻度が高いほど認知症の発症リスクが低くなる

  3. 8

    円急騰でFX大損「逆張り」投資家が死屍累々…今や市場は月間1000兆円規模で世界最大級

  4. 9

    福山雅治「不適切会合」問題ほぼノーダメージでTVジャックのウラ…中居正広氏らとは「次元が違う下ネタ」とは

  5. 10

    板野友美“匂わせ”NY一人旅?反射したガラスに男の姿が…