ドジャース大谷の今季投手初勝利を阻む「ビッグレッドマシン」…レッズ打線は序盤に警戒せよ
ドジャース・大谷翔平(31)が2年ぶりの勝利をかけて日本時間28日のレッズ戦に登板する。
今季初黒星を喫した前回21日のロッキーズ戦では、打球が右足を直撃するアクシデントにも見舞われ、4回を9安打5失点でKОされた。
右肘手術から復帰して11試合目のマウンドで今季初白星を目指すが、相手のレッズ打線は一筋縄ではいかない。
26日現在、チーム打率.246(リーグ10位)、総本塁打128(同9位)、総得点593(同7位)。全体の数字では、やや迫力に欠けるものの、昨季67盗塁で、史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)を達成した大谷を抑えてナ・リーグ盗塁王を獲得し、走攻守三拍子揃ったエリー・デラクルーズ内野手ら好打者が少なくないのだ。
レッズを率いるテリー・フランコナ監督(66)は今年7月、史上13人目の通算2000勝を達成した。レッドソックス時代には松坂、岡島が所属した2007年を含め、2度のワールドシリーズを制した名将だ。適材適所に選手を起用し、時には出塁率が高い順に打線を組むなど、大胆な采配をふるうことで知られる。