大谷翔平がオリオールズ菅野智之から47、46号と連発!本塁打王シュワーバーと1本差に迫る
ドジャース・大谷翔平(31)が前日までの重苦しい雰囲気を拭い去った。
日本時間8日、敵地ボルティモアでのオリオールズ戦は2本塁打を放って2打数2安打2打点3四球で、全打席で出塁した。相手先発の菅野智之(35)に対し、初回の第1打席はカウント1ボールから外角高めの変化球を捉えて右中間スタンドに叩き込む47号ソロ。2023年のベッツの球団記録と並ぶ今季12本目の先頭打者弾で先制した。
5試合ぶりにバットから快音を響かせた大谷の勢いは止まらない。三回、先頭の第2打席は約153キロの直球を中堅バックスクリーンに運ぶ2打席連続の48号ソロ本塁打。通算23度目、今季4度目1試合2本塁打を放つと、続くベッツにも一発が出て2者連続弾で3-0と突き放した。
前日の試合は山本由伸(27)が九回2死までノーノー(無安打無得点)の快投を披露しながら、代わった救援陣が打ち込まれてサヨナラ負け。山本本人にとってはもちろん、チーム全体が悪夢を味わった。
大谷の2本塁打に投手陣の好投もあって、チームは連敗を5でストップ。試合後のデーブ・ロバーツ監督は「選手たちは落ち込むことなく、前を向いて目の前の試合を勝とうとしていた」と満足そう。これで東海岸での6連戦を終え、9日からは本拠地ドジャースタジアムでロッキーズと3連戦を行う。指揮官は「西海岸に戻ることで、東海岸よりも結果が出せると思う」と話した。