阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく
「来オフともっぱらだったが…」
中村事務局長が会見で話したように、コンディションの問題で辞退したというなら、それはそれで15日から始まるCSファイナルステージに向けて不安材料といえる。
「今オフ、ポスティングでメジャー移籍するのでは、という声が聞こえてきます」
とは、在京のメディア関係者。
「実際、ヤクルトの村上をはじめ、今オフのメジャー挑戦が確実な選手のうち、阪神の才木浩人、西武の今井達也、高橋光成が今回の強化試合は選外に。メンバー入りしたのは、井端監督が巨人コーチ時代に関係が深かった岡本和真ただひとりです。サトテルのコンディションについては、たしかに9月に疲労蓄積を理由に2試合連続で欠場したものの、公式戦の最終戦で40本塁打、100打点をクリアするなど、表向きはコンディションの不安を感じさせない。
体調に問題がないにもかかわらず強化試合を辞退したということは、かねて本人が希望していたポスティングによるメジャー挑戦を球団から容認され、移籍準備を進める必要があるからではないか。そもそもサトテルは来オフにポスティングを認められるともっぱらでした。今季はリーグ優勝を果たしたうえ、40本塁打、100打点の大台に乗せた。リーグMVPの受賞も確実。その貢献度を勘案すれば、球団が1年前倒しでゴーサインを出したとしても、不思議ではありません」
複数のメジャー関係者は「サトウの移籍は来オフと聞いている」と言うのだが、9日現在、井端監督、サトテル本人は今回の選外についてコメントしていない……。
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ところで才木にしても、肘手術から復活して4年。エースとして期待される矢先の決断に「早すぎる」との声も多い。だが、そんな才木を“猛プッシュ”したのは他でもない藤川監督だという。いったいどういうことか。水面下で何が起きていたのか。
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