カブス今永昇太に「メッツ入り」浮上…千賀滉大と入れ替わりでNYの金満球団へ

公開日: 更新日:

メッツは先発の再建が急務

「メッツ先発陣は決して盤石とは言えず(チーム防御率4.13=ナ・リーグ9位)、特に左腕のマナエアは今季2勝(4敗、防御率5.64)。好不調の波が激しいだけに計算を立てづらい。今オフのメッツは主に先発の再建が急務。23年に5年総額約103億円の大型契約で入団した千賀も含めて潤沢な資金を武器に総入れ替えする可能性はあります」

 その千賀(滉大=32)は今季、不振が長引いてマイナー降格、ポストシーズンのロースターからも外れた。渡米1年目の23年こそ12勝(7敗)をマークしたが、ここ2年は故障もあって期待を裏切っているだけに、メジャー屈指の富豪でコストパフォーマンスを重視するスティーブ・コーエン・オーナーの怒りを買っているという。

 千賀の契約を巡っては、今季まで「全30球団」だったトレード拒否条項が、今オフから「特定の10球団」に限定される。メッツとしては放出先の選択肢が増え、トレード交渉しやすい状況になったのだ。

「オーナーの怒りを買っているとすれば、27年までの残りの年俸約43億円の一部を負担してでも、メッツはトレードに動くと思う」(前出の友成氏)

 今永は千賀と入れ替わる形で、ニューヨークの金満球団に迎えられるというのだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは毎秋恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2025年版)を鋭意製作中。当企画の「2015年版」では、今永のこともピックアップしている。いったい今永はどんな家で育ったのか。ハーレー乗りの父と音楽教師の母の教育方針とは。

【今永昇太の家庭の事情】今永を育てたのはハーレー乗りの父と音楽教師の母

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が