国内男子ツアー最終戦 名物ホールに「究極の難易度」を求める声
例年、最終日の18番は手前10ヤード、右5ヤードあたりにカップが切られる。下りやカップ横からのパットが外れるとボールはどんどん転がっていき、返しは長いパットが残る。ピンまでは距離があるのでユーティリティーを使う選手も多いが、天気が良ければティーイングエリアに立つと逆光でボールの落としどころが見えない。
「距離はあるし、ピンは見えず、グリーンは奥から急傾斜。18番こそがプロの技術の見せどころです。12月ですから難しい面はありますが、グリーン回りのラフを伸ばして逆目にしたり、カップを奥めに切るなど、見ているファンが『18番のパーセーブは絶対に無理』というほど究極の難度にすれば注目度はもっと上がるはずです。最終戦は人気の女子プロには真似のできないプレーで締めてほしいですね」(ツアー関係者)
来年の「18番」ではどんなドラマが見られるだろうか。
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ところで、選手の活躍を下支えするプロキャディーとは、いったいどんな仕事なのか。日刊ゲンダイでは、その道25年の梅原敦氏のコラムを連載中。そこでは「意外な収入システム」や「まさかの生活スタイル」、「知られざる選手の素顔」など、目からウロコの情報がつまびらかに綴られている。
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