現役ドラフトは「ワケあり選手」の交換会?「下品すぎる」と大炎上した選手が新天地へ
知野は今季、プロ入り最少となる8試合で打率.176。クビになってもおかしくない成績だが、一方で100試合以上に出場しながら現役ドラフトに出された選手もいる。ソフトバンクから楽天に移籍した佐藤直樹(27)だ。
今季は104試合で5本塁打、18打点、10盗塁、打率.239。ケガ人が多かった外野のサブとして、1年を通して働いた。それが10月、週刊誌に婚約者へのDVが報じられ、佐藤と婚約者、双方が被害届を出す泥沼の騒動に発展した。
ある球界関係者は「現役ドラフトは“ワケあり選手”を放出するのにうってつけ、なのでしょう」と、こう続ける。
「佐藤のようなタイプはバックアップ要員として貴重な存在。それでも現役ドラフトに出したのは、佐藤が球団にとって『厄介のタネ』だからでしょう。こうした問題児は球団も扱いが難しい。環境を変えた方がいいという判断にもなる。その意味で、現役ドラフトは彼らを放出するのに都合がいい。これまで現役ドラフトで移籍した選手を見ても、幾人か心当たりはありますから」


















