ドジャースが露骨にもくろむ山本由伸or大谷翔平のサイ・ヤング賞争い 同チーム投手で1、2位独占は4例

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開幕早々から2人を酷使

 ドジャースが山本、大谷のエース格2人にサイ・ヤング賞を狙わせているのは明らか。メジャーでは通常、エースであっても開幕投手には無理をさせず、イニング数や球数を抑えながら徐々にペースを上げていくのが一般的。しかし、山本は開幕戦で95球を投げた。大谷にしてもロサンゼルスでは珍しく雨が降る中、1日のガーディアンズ戦で今季初登板。下半身への負担を考慮され、早めに交代を告げられても不思議ではなかったが、ぬかるんだマウンドの影響でスパイクの裏に張り付いた土を落としながら、6回(87球)を投げ、今季初白星を手にした。

 1956年のサイ・ヤング賞制定後、同一チームの投手が同賞の投票で1、2位を独占したケースはあり、ド軍では74年にマイク・マーシャル(初の救援投手による受賞)、アンディ・メサースミスの2人がナの上位2人に入った。他には2001、02年のダイヤモンド(D)バックスのランディ・ジョンソン、カート・シリング、19年のアストロズのジャスティン・バーランダー、ゲリット・コールの計4例。1チームに2人のサイ・ヤング賞クラスの投手がいれば、ポストシーズン進出を果たす可能性は増し、02年のDバックス(地区シリーズ敗退)以外はいずれもWSまで勝ち上がっている。好投手2人が揃えば、短期決戦で相手を圧倒しても不思議ではないものの、世界一になったのは01年のDバックスのみ。74年のド軍にしても、WSまで駒を進めながら、マーシャル(1敗)、メサースミス(2敗)が振るわず、アスレチックス相手に1勝4敗で世界一を逃している。

 山本、大谷の2人は最後までサイ・ヤング賞級のパフォーマンスを発揮して、史上3球団目のWS3連覇に導けるかどうか。

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