なべおさみさん(1)上手になろうと思ったことがない その唯一の理由がジャンボ尾崎でした
片山康プロは日大ゴルフ部の英才と言われた人で、学生の頃から私とは縁がありました。私は「ヤッサン」と呼んでいましたが、年はジャンボより1つ下。プロ転向もジャンボより後なのですが、育ちの良い彼は人が良く、さながらパイロットフィッシュのごとく、ジャンボを先導。ゴルフ界のしきたりや伝統、人間関係をそれとなく教えていたのです。
■今も鳴り響くジャンボの声
ヤッサンに縁づけてもらったジャンボ尾崎のために、私はゴルフに燃やす情熱を「ジャンボ熱」として位置付けてしまいました。そう、自分がうまくなるよりジャンボの上達を深く願う人間になっていったのです。ですから、ずっとジャンボの声が響いています。「第3打からはビギナー! ド素人だ!」と。 =この項つづく
(清流舎・小川淳子)



















