東日本国際大昌平・江井監督 大企業の管理職で培った組織論「監督の力量を超えたチームになるには…」
「任せるところは任せる」
「立場も考え方も異なる、さまざまな人をまとめてきました。その中で学んだのは、自分の考えだけを押し付ければ、組織を自分の描いた枠の中に収めてしまうということです。選手やスタッフには、それぞれ違った発想や想像力があり、自分にはない長所もある。監督がすべてを決めるのではなく、一人一人の力を引き出し、任せるところは任せる。そうすることでチームは監督一人の力量を超えて大きくなっていく。管理職時代に学んだ組織づくりや人材育成は、今の指導にも生きています」
──個々の力を引き出すチームづくりで、学校も監督も初めての甲子園に挑みます。
「実際にプレーするのは選手です。彼らが本番でどれほど緊張するかは、グラウンドに立ってみなければ分かりません。ただ、緊張するのは一生懸命やりたいという気持ちの表れです。どうでもよければ緊張なんてしませんから。一人一人の状態を見ながら、選手たちが持っている力を出し切れるように支えたい」
(聞き手=杉田帆崇/日刊ゲンダイ)


















