星野監督から6月時点で「来季の現役続行」を確約してもらったが…4カ月後、反故にされることに
「おまえ、来年はどうするんや」
骨折したばかりだったこともあり、「いやあ、まだ6月なので分からないですけど、できればまだ現役を続けたいです」と答えた。
「そうか。ならやらしたるわ」
「え、いいんですか」
「俺がええって言ったらええんや」
「ありがとうございます!」
そう言って監督室を後にした。でも、その約束はわずか4カ月後、反故にされることになる。その話はまた後ほど。
骨折してもどかしかったのは、しばらく本格的な打撃練習ができなかったことだ。ティー打撃は少しずつできていたものの、「生きた球」を打ちたい衝動に駆られる。骨折から2週間後くらいに「もう打てるだろう」と思い、試しにフリー打撃をやったら、先生にこっぴどく怒られた。
実戦に復帰したのはケガから1カ月後の7月12日。二軍のヤクルト戦で結果は3タコだったが、感触は悪くなかった。19日には一軍昇格。病院の先生から言われていた予想よりも1週間くらい早く復帰できた。何よりも球宴にギリギリ間に合わせることができてホッとしたのを覚えている。


















