アジアカップ正式日程発表 緊張状態のサウジで強行開催を後押しするAFCのアッケラカン
サウジの大会組織委員会も強気の姿勢を崩していない。22日には広報責任者が、国内の試合は通常通りに行われていると説明。「日常は変わらず続いている」と強調した。
「サウジでは現在、国内リーグも通常通りに行われており、サウジ政府としては『中東の盟主たる我々が国際大会を中止したり、延期するようなことはあり得ない。国家の威信を賭けても安全に開催する』ということなのでしょう。アジアカップは、首都リヤドを含む国内3都市・8会場で行われるが、出場国にはサウジへの攻撃を続ける武装組織フーシ派が拠点を置くイエメンも含まれる。『大会期間中は当事国のサウジとイエメンが停戦合意など取り付ければ問題なし』などと楽観視しているともっぱらです」
そんなAFCの大会運営を巡っては、別の懸念材料もある。
11月13~17日にはシンガポールで、みずほフィナンシャルグループが特別協賛する国際大会が開催され、日本、ブラジル、パラグアイ、開催国シンガポールが参加する。
「そのシンガポールで問題なのは、インドネシアのカリマンタン島やスマトラ島などで発生した森林火災による煙害です。16日にはシンガポール政府が『大気汚染指数が健康に非常に悪影響を及ぼす水準に達した』と発表したほど。実は前日の15日、当地ではAFCチャンピオンズリーグ2が開催され、Jリーグの町田が地元のタンピネス・ローバーズと対戦。大気汚染のせいでスタジアム全体が白く煙ってボールがかすんで見えづらかったほど。シンガポールサッカー協会は翌16日、煙害による試合の中断や延期の判断基準を公表したが、それでもAFCは『深刻な状況ではない。当地は落雷発生率が高いことの方が厄介』とアッケラカンとしていたみたいです」(Jリーグ関係者)
アジアカップの開催可否は、11月中旬にタイで開かれるAFC理事会で最終判断されるというが--。


















