【独自】国民民主の千葉県連“激ヤバ”パワハラ証拠音声を入手!問われる玉木代表のガバナンス能力

公開日: 更新日:

 2月8日投開票の衆院選の序盤情勢について、読売新聞の調査では自民党が支持を拡大させる中、イケイケだったはずの国民民主党は横ばい。玉木代表は埋没気味の党勢回復にシャカリキだが、まだ千葉県連のパワハラ問題がくすぶっている。党は昨秋、「パワハラの事実は確認できなかった」とする調査結果を公表したが、本紙は県連幹部の怒声が収められた音声を入手した。パワハラはあったとしか思えず、調査はお手盛りだった可能性大だ。

 パワハラの疑いをかけられているのは、千葉5区から出馬中の岡野純子前衆院議員と前県連幹事長の天野行雄県議。訴え出たのは工藤由紀子浦安市議だ。工藤氏は2023年12月、解散総選挙に備え岡野氏の選対事務局長に就任したが、岡野氏に無視されたり県連幹部から叱責され続けたという。心身への負担から、翌年5月に「適応障害」と診断され、7月には離党に追い込まれた。

 日刊ゲンダイが手に入れたのは、2024年5月20日と6月2日に行われた選対会議の音声。工藤氏が限界を迎えていた頃のものだ。

 音声を確認すると──。5月の会議の出席者は天野氏と工藤氏、2人の事務方。翌月から岡野氏の朝の街頭活動に工藤氏を含む複数市議が、どのような形で応援に入るかなどが話し合われた。工藤氏は事務局長として複数市議の意向を集約。翌月には市議会の会期が始まり、毎朝の応援入りは難しい旨を当時の県連幹事長だった天野に伝えた。

 すると、天野氏は不機嫌そうな声で「どういう不満なの、それ?」などと叱責し始めた。さらに、工藤氏が初当選した23年の市議選の際、支援労組「民間4産別」の推薦を得るために自ら尽力した経緯に言及。こう怒気をはらんだ声が残されていた。

「そういう恩ってないの、何も? 工藤さんのそういう言動がね、4産別(からすれば)『え、そんなの推薦する必要ないんじゃないの』って、そうなっちゃうから」

 県連幹事長として天野氏は市議の公認権を握っていただけでなく、東京電力出身で4産別の有力組織「電力総連」にも影響力を持つ。そんな“ラスボス”から推薦の可否をチラつかせられたらひとたまりもない。厚労省はパワハラの定義のひとつに「優越的な関係を背景とした言動」を挙げている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が石川県知事選の敗北にブチ切れ! NHK調査でも内閣支持率が下落…人気低下の兆しに隠せぬ「焦り」

  2. 2

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  3. 3

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  4. 4

    国会で、SNSで…「高市早苗の嘘八百」はこんなにある!女性初首相は“真っ黒け”なのに手ぬるい野党の追及

  5. 5

    【スクープ!】自民・鷲尾英一郎陣営が衆院選期間中に違法な有料動画広告を配信! 新潟県警が刑事告発状を受理

  1. 6

    高市首相の訪米につきまとう「外交オンチ」不安 トランプすり寄り一辺倒なら予算案年度内成立は頓挫必至

  2. 7

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  3. 8

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール