「骨」をフル活用して走る編

公開日: 更新日:

 ランニングで速く、長く走る方法として、筋力アップや心肺機能を高めることより、「骨」を活用することに注目が集まっている。体の一番深いところにある骨の動きを意識することで、体がしなやかに動いて負担が軽くなり、スピードもアップするというのだ。今回は、骨の動かし方の重要性が分かる4冊をご紹介。

 ランニングの前にやることといえば、肩やふくらはぎなどのストレッチ。しかし、これらの動きが体のバランスを崩し、柔軟性も失わせるという驚きの新常識を解説するのが、松村卓著「『骨ストレッチ』ランニング」(講談社 840円)だ。

 アメリカ陸上競技連盟の実験では、1400人をストレッチするグループとしないグループに分け、3カ月間ランニングをさせたところ、ケガをする割合はどちらでも同じことが分かった。また、クロアチアの研究チームがアスリートを対象に行った調査では、ストレッチによって筋力が5・5%、瞬発力が3%ダウンすることが明らかになったという。

 通常のストレッチは、体表層の一部の筋肉だけは強く伸ばされるが、体全体の柔軟性は高まらない。つまり、伸びた部分と縮こまったままの部分が体のあちこちに表れ、体に負担がかかってケガの原因にもなりかねないのだ。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒