「脳が突然冴えだす『瞬間』仮眠」坪田聡著

公開日: 更新日:

 NASAでは宇宙飛行士の睡眠に関する研究も行われており、26分間の昼寝をするだけで彼らの能力が34%も向上することが分かったという。欧米のビジネス界でも仮眠を取る「パワーナップ」が注目されているが、本書では忙しい日本のビジネスマンに向け、わずかな時間でも効果抜群の仮眠の方法と効果を紹介している。「マイクロ・ナップ」と呼ばれる1分間(~数分)の仮眠は、オフィスのデスクに座り、顎を引いて首を安定させ、両手は脚の上で組む姿勢で取る。ケータイで1分後にアラームが鳴るようにセットしつつ、“1分で起きるぞ!”と強く思って目を閉じるとよい。

 目覚めたら「疲れが回復した」など前向きな言葉を口にする。これで驚くほど頭がスッキリするはずだ。

(SBクリエイティブ 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩