「夏の沈黙」ルネ・ナイト著 古賀弥生訳

公開日: 更新日:

 キャサリンは、制作したドキュメンタリー番組が受賞し、順風満帆の人生を送っていた。そんな中、引っ越しをしたキャサリンは、新居で手にした本を読んで血の気が引く。そこには家族にも明かしていない20年前の彼女の秘密が書かれていた。キャサリンをモデルにしたとしか思えない主人公は、小説の中で悲惨な結末を迎えていた。記憶をたどると本は旧宅から郵便物として転送されてきたものだった。誰が本を書き、送り付けてきたのか。キャサリンは、はるか昔、請われて一度会ったナンシーを思い出す。調べるとナンシーは既に病死し、彼女が死んだと言っていた夫が生きていることが分かった。

 謎めいた展開で一気読み必至の長編ミステリー。

(東京創元社 1700円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    植野妙実子氏「表現の自由」の抑圧で民主国家は成立しない

  2. 2

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  3. 3

    「桜を見る会」関連業務“アベ友業者”にオイシイ受注誘導か

  4. 4

    幼保無償化がようやくスタートも…多子世帯には厳しい現実

  5. 5

    誰が見ても違反じゃないか 動かない捜査当局の腐敗堕落

  6. 6

    “介護美談”もウソで離婚調停中 問われる小室哲哉の人間性

  7. 7

    元おニャン子・立見里歌さん 元アイドルが子育て終えた今

  8. 8

    政治家への金は10億円 倉田まり子さんには申し訳なかった

  9. 9

    メジャー挑戦 球界No.1二塁手広島・菊池涼介の意外な評価

  10. 10

    「ゴジラvsコング」で始動 小栗旬を待つ“雑巾がけ”の日々

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る