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「モンローが死んだ日」小池真理子著

 夫を亡くした後、心身の不調に悩んでいた鏡子は、横浜から週に1回、軽井沢のクリニックに来るアルバイトの精神科医、高橋智之の治療を受けて、回復した。ある日、鏡子が勤める文学館に智之が訪れたことから2人は親しくなる。智之がマリリン・モンローの精神科医の話をしたので鏡子はモンローのDVDを借りてきたのだが、なぜか彼は見ようとしなかった。水曜日の夜、来るはずだった智之が現れず、連絡も取れなくなった。智之が勤務しているはずの横浜の病院に行ってみると、そこにいたのは同名の別人だった。では、自分の愛した男は誰だったのか。

 孤独な男女を描く心理サスペンス。(毎日新聞出版 1800円+税)



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