「本屋になりたい この島の本を売る」宇田智子著 高野文子絵

公開日:  更新日:

 日本一広い新刊書店の書店員から、日本一狭い古本屋の店主となった著者がつづる仕事エッセー。沖縄の第一牧志公設市場の向かいにある店の前は、地元の人や観光客で人通りが絶えない。店内は3畳の広さしかないが、普段は本屋に行かない人にも「沖縄の本」ならば手に取ってもらえるはずと、独立を決断する。仕組みもよく分からぬまま飛び込んだ古書店業。個人宅への買い取りや組合の市などでの仕入れから、値付け、そして「お客さんが棚をつくる」といわれる品揃えや並べ方まで、本屋の仕事の実際を紹介する。店では展示会やライブも開催。そんな本屋の可能性を追求する試行錯誤の日々を、本や人との出会いを交えながらつづる。(筑摩書房 820円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  3. 3

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  4. 4

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  5. 5

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  6. 6

    英国「合意なきEU離脱」直撃 業績悪化危機の日系企業21社

  7. 7

    虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

  8. 8

    石原さとみ結婚or破局? 報道が“真っ二つ”に分かれるワケ

  9. 9

    専門家が解説 空き家処分で悩んだら「3つの選択肢」から

  10. 10

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

もっと見る