「財政破綻に備える今なすべきこと」古川元久著

公開日: 更新日:

 民主党政権で国家戦略担当大臣を務めた著者による警世の書。安倍政権が推進したアベノミクスによって、確かに日本経済は活況を取り戻しつつあるように見える。だが、アベノミクスで行われたジャブジャブの金融緩和と公共事業を中心とした財政出動は単なるカンフル剤に過ぎず、効果が強力である分、副作用が大きいと警告。近い将来の財政破綻や円暴落のリスクは回避不可能と思われるほど高まっているという。財政破綻が国民生活に与える苦しみを解説しながら、「地産地消システム」や、農業や水産業の第1次産業の生産者が流通や販売にまで携わる「6次産業化」など、地域社会の自立こそが財政破綻から日本を救う道だと説く。(ディスカヴァー・トゥエンティワン 1000円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  2. 2

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  3. 3

    巨人“37歳大物トリオ”の来季はどうなる?「田中将大は楽天に帰すのでは」の見立てまで

  4. 4

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    小川晶市長の“ラブホ密会”はなぜ許されたのか? 《前橋の有権者の感覚疑うわ》との批判も

  2. 7

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  3. 8

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  4. 9

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  5. 10

    高市内閣“小幅”改造の真の目的…首相は「挙党体制」を建前に党総裁選のライバル潰しに虎視眈々