「財政破綻に備える今なすべきこと」古川元久著

公開日:  更新日:

 民主党政権で国家戦略担当大臣を務めた著者による警世の書。安倍政権が推進したアベノミクスによって、確かに日本経済は活況を取り戻しつつあるように見える。だが、アベノミクスで行われたジャブジャブの金融緩和と公共事業を中心とした財政出動は単なるカンフル剤に過ぎず、効果が強力である分、副作用が大きいと警告。近い将来の財政破綻や円暴落のリスクは回避不可能と思われるほど高まっているという。財政破綻が国民生活に与える苦しみを解説しながら、「地産地消システム」や、農業や水産業の第1次産業の生産者が流通や販売にまで携わる「6次産業化」など、地域社会の自立こそが財政破綻から日本を救う道だと説く。(ディスカヴァー・トゥエンティワン 1000円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした

  2. 2

    小橋健太さんが明かす 先輩レスラーたちの凄まじい飲み方

  3. 3

    13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

  4. 4

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  5. 5

    フジ月9「SUITS」 視聴率“2ケタ死守”ほぼ確定も残る不安

  6. 6

    巨額税収減に負け惜しみ連発…小池知事がさらけ出した無能

  7. 7

    数字残して当たり前…阪神FA西に浴びせられるドギツい洗礼

  8. 8

    中日から強奪は“吉”か 虎入り確実ガルシアに3つの懸念材料

  9. 9

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  10. 10

    雄星メジャー“最後の壁” 球団ドクター難癖で買い叩き懸念

もっと見る