「マーケティングの嘘」辻中俊樹 櫻井光行著

公開日:  更新日:

 著者らは、消費者に対する定量調査によって市場のニーズを掴むという従来のマーケティング手法では、本当の消費者像は見えてこないと指摘。本書は、その定量調査の限界を検証しながら、代わりとして、調査対象者に1週間の日記をつけてもらう「生活日記調査」という新しい手法を使ったマーケティング手法の実際を解説する。

 消費活動の予測が難しい団塊シニア層と、短期間でターゲットが入れ替わるポストマタニティー層(2歳未満の子を持つ母親)をターゲットに、「若い母親の料理は手抜き」「シニア層の散歩は健康目的」といった作られた消費者イメージの嘘を暴き、2つの層の消費者としての実態を明らかにする。

(新潮社 700円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  3. 3

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  4. 4

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  5. 5

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  6. 6

    英国「合意なきEU離脱」直撃 業績悪化危機の日系企業21社

  7. 7

    虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

  8. 8

    石原さとみ結婚or破局? 報道が“真っ二つ”に分かれるワケ

  9. 9

    専門家が解説 空き家処分で悩んだら「3つの選択肢」から

  10. 10

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

もっと見る