• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

残夢 鎌田慧著

 明治44年、明治天皇の暗殺を企てたとする「大逆事件」に連座し、幸徳秋水らとともに死刑判決を受けた坂本清馬の生涯を描く評伝。

 裁判では、26人の被告のうち、24人に死刑が宣告されたが、清馬ら12人は翌日、天皇の特赦によって無期懲役へと減刑される。

 そもそも事件は社会主義者を一網打尽にして葬るための政府のでっち上げだった。

 清馬は23年後に仮出獄。獄中から無罪を訴え続けた清馬は、1961年、処刑された12人の一人森近運平の妹とともに、再審請求の訴えを起こす。

 しかし、東京高裁は棄却、特別抗告した最高裁にも棄却されてしまう。その89年の生涯をたどりながら、事件の真相、そして国策捜査の危険性を暴く。(講談社 800円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  2. 2

    BTSとのコラボ中止に賛否 顔に泥塗られた秋元康“次の一手”

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    屈辱の本拠地負け越し…巨人が東京ドーム嫌いになったワケ

  5. 5

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  6. 6

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  7. 7

    アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

  8. 8

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  9. 9

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  10. 10

    G由伸監督初の会見拒否から一夜…手負いの岡本と心中決断

もっと見る