「残穢」小野不由美著

公開日: 更新日:

 作家の私は、作品のあとがきで読者に恐怖体験を募集。久保という女性から自宅である賃貸マンションの和室から畳の上をほうきで掃くような音がすると手紙が届く。私は以前にも同じような手紙を受け取っていた。その手紙の主・屋嶋は久保と同じマンションの別の部屋に住んでいた。久保に問い合わせると屋嶋は既に転居した後だという。やがて久保は、和室で帯のような布が畳の上を引きずられるのを目撃する。不審を抱き調べると、このマンションは短期間で転居していく住人が多いことが分かった。しかし、不動産屋によるとマンション内でこれまで自殺者は出ていないという。

 第26回山本周五郎賞を受賞した戦慄のドキュメンタリー風ホラー小説。(新潮社 590円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    れいわ奇跡の躍進 山本太郎「政権を狙いに行く」の現実味

  2. 2

    「NHKから国民を守る党」まさかの議席獲得…NHKは戦々恐々

  3. 3

    改憲だけは阻止した参院選 与党過半数でも波乱の予兆<上>

  4. 4

    「俺は基本、嫌いな人とは仕事しませんもん(笑い)」

  5. 5

    無許可で造った“ゲリラ花壇”を発見した市職員の粋な対応

  6. 6

    ほぼ「絶対君主」吉本興業・岡本昭彦社長のコワモテ評判

  7. 7

    2019年参議院選挙で注目 美魔女候補11人の「明と暗」

  8. 8

    諸悪の根源は97年 消費税3%のままならGDPは852兆円だった

  9. 9

    れいわ新選組・山本太郎氏「世の中変わるなら捨て石上等」

  10. 10

    「報道ステーション」後藤謙次には“権力監視”の先頭を期待

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る