「謎解き・津波と波浪の物理」保坂直紀著

公開日: 更新日:

 謎に満ちた水面の波の性質を解説したサイエンステキスト。波は身近な存在でありながら、数式にすると、大学レベルの数学の力量が必要で、その性質について小中高校では教えていない。本書では、数式を使わず、ネット上に設けられた動画と合わせて講義する。

 波とは盛り上がった山の部分と、山と山の間の谷の部分が上下動を繰り返しながら移動していく現象。その水面を上下させる力が「重力」と「表面張力」だ。海の波は、沖で生まれて育つ。風によって海面に生まれたわずかな起伏が大きくなって海を渡っていくのだ。風が吹いたときに最初に出来る「さざ波」から、地震によってできる津波まで、その誕生から消滅までの原理を解き明かす。

(講談社 860円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網