貧困層の若者を狙う?安倍政権の徴兵制

公開日:  更新日:

 安全保障関連法案の成立により、若者たちの間でも注目のキーワードとなったのが“徴兵制”。しかも、貧困層を狙い撃ちにするのではという不安が広がっている。布施祐仁著「経済的徴兵制」(集英社 760円+税)では、すでに水面下で進行している、貧困層の徴兵について徹底解説していく。

 安倍首相は、日本が徴兵制になるのではといった国民の懸念や批判に対し、「デマゴーグ(扇動)だということを説明していきたい」と語っていた。また、現代兵器はハイテク化されているため、徴兵制の隊員では役に立たず、徴兵制導入の合理的理由がないとも説明した。

 しかし、自衛隊には多くの職種があり、全員がハイテク兵器を扱うわけではない。現に自衛隊には1任期が2~3年の任期制隊員募集制度があり、毎年1万人も採用している。安倍首相の言葉通り素人隊員が役に立たないのであれば、今でも任期制隊員の募集は不要ということではないか。これに加えて、徴兵制を導入しないのならどうやって隊員を確保していくのか、対案がまったく示されていない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  2. 2

    次女コウキのデビュー遠因か…父・木村拓哉が漏らした本音

  3. 3

    進退かかる稀勢の里…初場所で引退発表の“デッドライン”

  4. 4

    3700km横断!脳腫瘍の少年に愛犬届けたトラック野郎に喝采

  5. 5

    稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗

  6. 6

    月船さららさん 宝塚1年目の罰ゲームでドンペリを一気飲み

  7. 7

    進退問題への発展必至 JOC竹田会長の“後任”に浮上する面々

  8. 8

    熊のぬいぐるみから 娘のXマスプレゼントに母が涙したワケ

  9. 9

    一世風靡セピアで活躍の春海四方さんが名脇役になるまで

  10. 10

    脚が悪い犬を手術…獣医が「ネズミの着ぐるみ姿」なワケ

もっと見る