現代は“オトコ”にとって本当に生きづらい時代なのか?

公開日: 更新日:

「60歳からの欲情」川北義則著

 熟年にも当然、性欲はある。いや、むしろ肉体が衰えるぶんだけ想像力が活発になるという面もあるだろう。元東スポ記者にしてオトナの遊びの指南役としても人気の著者による「定年後、男はどう遊べばいいか」(副題)の手引き。

 想定されている読者層は「いままで遊びを知らなかった」定年後のオトコたち。若い女性を扱い慣れてないのに無理してしまうため、すぐにホテルに誘って恥をかいたりストーカーまがいに見られたりと厄介なことおびただしい。いい年して下品なふるまいや口の利き方も厳に慎みたいもの。先輩の小言だと思って読むと霊験あらたかだ。(KADOKAWA 1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  1. 6

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 7

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 8

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  4. 9

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由

  5. 10

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ