「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」岩崎夏海著

公開日: 更新日:

 高校に入学した夢は、友人の真実に勧められ「もしドラ」を手にする。聞くと、新任教師の文乃が実はその本の作者だという。ドラッカーの理論によって弱小野球部が活性化するストーリーに魅せられた真実は、自分も野球部のマネジャーになると言い出す。夢たちの学校の野球部は25年前から休部状態が続いていた。しかし、同じく「もしドラ」に感化された3年の公平が既にマネジャーとして動き出し、野球部の復活が決まったという。夢も加わり3人は、二番煎じでは面白くないのでドラッカーの「イノベーションと企業家精神」に学びながら野球部をイチからつくることに。

 競争社会を生き抜く組織づくりが学べるベストセラー第2弾。(ダイヤモンド社 1600円+税)





【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較