「ぼくらは地方で幸せを見つける」指出一正著

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 今、東京的な価値観ではなく、地方の暮らしや文化の中に価値を見いだそうとする平成生まれの若者たちが増加しているという。そんな地方を元気に面白くしていく担い手「ローカルヒーロー」の活躍を紹介するリポート。

 新潟県十日町市などで活動する「パーリー建築」は20代男子3人の建築集団。彼らは、依頼された場所に住み込んで、地域の人を巻き込み、空間づくりをエンターテインメントやイベントにしてしまう。その他、東日本大震災のボランティアで訪ねた宮城県気仙沼市唐桑町に移住した「ペンターン女子」、商業写真の開祖の地である静岡県下田市で、地域の魅力をSNSで発信する「下田写真部」など。

 地元の底力を引き出す若者たちの生き方、働き方に注目。(ポプラ社 800円+税)

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