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「忍者の掟」川上仁一著

 甲賀流伴党21代宗師家の著者が、忍者・忍術の世界を紹介する手引書。

 元和4(1618)年に書かれた兵学書「軍法侍用集」に当時の忍びの術について詳細な記述があることから、忍者・忍術は室町時代以前から実在していたことは間違いないという。戦争の際に必要な攪乱奇襲の戦法や、諜報謀略の手法は各地にそれぞれあったが、中でもそれを得意としたのが伊賀衆、甲賀衆という集団で、その集団の技術にたけた人たちが「忍び」だったと思われる。

 敵対関係と思われがちな伊賀流と甲賀流だが、実は異名同流なのだという。そうした忍者・忍術の起源から、自ら体験した忍者修行、そして口伝による忍者の教えを解説。門外不出の史料も公開し、忍者の真の姿を伝える。(KADOKAWA 900円+税)

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