読んで納得「異常気象本」お薦め5冊

公開日: 更新日:

「気候変動」ゲルノット・ワグナー&マーティン・ワイツマン著 山形浩生訳

 台風の巨大化、降るたびに新記録を塗り替える豪雨や豪雪、最高気温を押し上げる異常な熱波など、今までには見られなかったようなお天気が珍しくなくなった。いったい、いま地球の気象に何が起きているのか。そこで今回は、経済学、環境学、気象予報、植生地理学、地球気候史など、それぞれの立場から考察した気象本5冊をご紹介!



 6500万年前、地球上にいた恐竜を滅ぼしたのは巨大な隕石だったが、今や人間の活動こそが地球の気候を激変させ、人類存続の危機を引き起こす要因になっている。気候の激変に対して私たちはどんな手を打てるのか、経済学者の立場から考察しているのがこの本だ。

 今まで世界が急激な気候変動に対する有効な手だてを講じないまま放置してきた背景には、気候変動へのリスク管理が①全世界的②長期的③逆転不能④不確実という4点があると著者は言う。従来の公共政策を真似て、気候変動で食料供給が難しくなった時に、スマホの生産量を増やしてGDPを押し上げたところで役に立たないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    滝クリ同居拒否は宣戦布告か?進次郎が怯える“嫁姑バトル”

  2. 2

    目玉は嵐だけ…“やめ時”を逸した24時間テレビの時代錯誤

  3. 3

    三菱UFJ銀行vs三井住友銀行の給与 老後の蓄えは1億円以上

  4. 4

    史上最低大河「いだてん」に狙いを定めるN国にNHKは真っ青

  5. 5

    コンクリートに7割消える「消費増税2兆円対策」のマヤカシ

  6. 6

    “報道キャスター”櫻井翔の評価急上昇 NHKと日テレで争奪戦

  7. 7

    浜崎あゆみと交際7年 なぜ「M」にTOKIO長瀬智也は登場せず

  8. 8

    甲子園ドラフト候補「行きたい球団」「行きたくない球団」

  9. 9

    騒動から3年 いまだ地上波に復帰できない「のん」の現在地

  10. 10

    花田美恵子さん<3>フライト中に貴乃花から食事に誘われて

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る