「嗤う淑女」中山七里著

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 中学1年の恭子のクラスに、従姉妹の美智留が転校してきた。6年ぶりに会う美智留は、絶世の美女に成長していた。美智留は恭子に対するいじめを終息させるだけでなく、骨髄移植のドナーになって病に倒れた恭子の命まで救ってくれる。

 やがて、恭子は父子家庭の美智留が毎日、父親の典雄から性的虐待を受けていることを知る。今度は自分が彼女を救う番だと協力を申し出た恭子は、美智留からある計画を持ちかけられる。十数年後、恭子は同窓会で再会した銀行員の紗代に美智留を紹介する。カードローンに苦しむ紗代は、生活コンサルタントを自称する美智留に勧められ、架空口座を作る。

 周囲の人間を操り、地獄に落とす希代の悪女を描いた長編エンタメ。(実業之日本社 694円+税)


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