• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「にらみ」長岡弘樹著

 片平刑事は殺人事件の被疑者、保原を知っていた。4年前、保原が事務所荒らしで懲役5年の判決が出された公判を傍聴したのだ。

 担当した捜査員の代わりに、自供どおりのことを話すか最前列で確認する「にらみ」という任務である。

 保原は仮釈放後、就職した工場でいじめを受けてやめ、収入がなくなり、彼を担当した保護司の石橋マサ江が貯めている金を盗もうと、農薬を飲ませて殺したという。その現場を隣家の主婦に目撃された。だが、片平は、保原がマサ江の正面に立っていたということに違和感を覚えた。そんな姿勢で毒を飲ませることができるのか。(「にらみ」)

 読者の意表を突くミステリー7編。

 (光文社 1500円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    お酌は一切させず 麻木久仁子さんが見たタモリの“別の顔”

  2. 2

    引っ越す度にゾ~…松原タニシ怖くて貧しい事故物件暮らし

  3. 3

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  4. 4

    セネガルを苦しめるも…日本があと一歩で勝ちきれない要因

  5. 5

    元TOKIO山口達也が5億円豪邸売却へ 収入失い債務資金枯渇

  6. 6

    虐待問題解決の本質とは 黒川祥子さんが取材経験から語る

  7. 7

    ゲストプレー中もパット練習…男子ツアーを貶める片山晋呉

  8. 8

    低迷阪神は内紛秒読み…金本監督と選手に不穏ムード漂う

  9. 9

    4番不在の阪神・金本監督 “禁断の果実”中田翔に手を出すか

  10. 10

    宮里藍「10年越しの結婚」秘話 世間体気にし父親も大反対

もっと見る