「底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる」カワノアユミ著
18歳で親元を飛び出し、都内の六本木に住み、キャバ嬢をやっていた、自称“やる気のないキャバ嬢”の著者。
ある日、香港初の日本人キャバクラのオープニングに合わせて、「働きに行かないか」と誘われた。日給3万円、10日間で30万円は悪くない。行ってみると、その店はビルの最上階のフロアを丸々使った豪華店で、客の香港人から「日本人の女の子には1晩10万円出すっていう人もいっぱいいるよ」と聞かされた。
そして十数年後、散々遊び尽くした彼女は日本を飛び出し、タイを振り出しに、香港、シンガポール、ベトナム、カンボジア、マレーシアへ。本書は、6カ国、15回におよぶアジア夜遊び放浪記だ。
「香港における日本人キャバクラの値段は、韓国女性より安い1時間500香港ドル(約7000円)」など最新夜遊び情報もたっぷり。
(イースト・プレス 1300円+税)